あなたは、中部・北陸・近畿と聞いて、どのような海の景色を思い浮かべますか?
山々に囲まれた北陸の海岸、太平洋側に広がる湾、そして島々が浮かぶ瀬戸内海。日本海、太平洋、瀬戸内海に面したこの地域には、それぞれ違った海辺の景色があります。
その海辺には、大都市の港から島々を結ぶ港まで、人々が行き交う場所が点在しています。
今回は、国土交通省の「港湾統計年報」をもとに、中部・北陸・近畿の船舶乗降客数を地図にしました。
三つの海に面した港には、どのような人の行き来があるのでしょうか。あなたも一緒に、地図で探検してみませんか?
中部・北陸・近畿の港を地図で探す
地図上の円は、船舶乗降客数を表しています。
年次は2019年・2021年・2024年、航路は合計・内国航路・外国航路に切り替えられます。円を選ぶと、その港の数字を確認できます。
港名で検索することもできます。知っている場所や気になる海辺から探してみてください。
地図を見るときの補足
内国航路と外国航路
内国航路は、日本国内の港を結ぶ航路です。外国航路は、日本と海外を結ぶ航路です。
航路を切り替えると、同じ港でも円の大きさが変わります。国内の地域を結ぶ船が中心の場所もあれば、海外との行き来が見られる場所もあります。
「0人」と「元データに掲載なし」の違い
「0人」は、その年の元データに港が掲載されており、選択した航路の乗降客数が0人だったものです。
「元データに掲載なし」は、その年の船舶乗降人員表に港の行がなかったものです。0人だったとは断定できないため、分けて表示しています。
乗降客数は延べ人数
乗降客数は、船に乗った人と降りた人を合わせた延べ人数です。同じ人が複数回利用した場合も、それぞれ数えられます。
この地図は、貨物の量や港全体の規模を表すものではありません。
この地図は、貨物量や港全体の規模を示すものではありません。
中部・北陸・近畿の船舶乗降客数
データカードでは、地域全体の乗降客数に加えて、港ごとの2019年・2021年・2024年の数字を確認できます。
同じ港でも、年や航路を切り替えると、どのような違いが見えてくるでしょうか。
地図で気になった場所の数字を、見比べてみてください。
地図から見えてくる港の違い
地図を眺めていて、まず気づいたのは、日本海側で乗降客数が表示される港が、思っていたよりも少なかったことです。
名古屋港や金沢港も、もっと多くの人が乗り降りしているのではないかと思っていましたが、数字を見ると想像とは違っていました。
一方で、意外に多かったのが、瀬戸内海に面した明石港と姫路港です。
名前から思い浮かべる港の印象と、実際の人の行き来は、必ずしも同じではないようです。
明石港や姫路港を利用する人たちは、どこへ向かい、どのような目的で船に乗っているのでしょうね。
あなたの国の港を思い浮かべながら、一緒に新しい発見をしてみませんか?
出典
- 国土交通省「港湾統計年報」2019年(令和元年)甲種港湾 第2表 船舶乗降人員表
- 国土交通省「港湾統計年報」2021年(令和3年)甲種港湾 第2表 船舶乗降人員表
- 国土交通省「港湾統計年報」2024年(令和6年)甲種港湾 第2表 船舶乗降人員表
※収録対象は、今回使用した3年分のデータに掲載された港です。地域に存在するすべての港を示すものではありません。
※地図上の港の位置は代表地点です。