東北と聞いて、あなたはどんな場所を思い浮かべますか?
春の桜や夏の祭り。
秋の紅葉や、雪に包まれた温泉地。
家族や友達と訪れた街。
いつか行ってみたいと思っている場所。
人によって思い浮かべる東北は違うと思います。
その旅では、どんなホテルや旅館に泊まりましたか?
窓から見た景色や温泉、食事の味まで覚えている人もいるかもしれません。
今回は、東北6県のホテル・旅館がコロナ禍を挟んでどのように変わったのか、地図とデータカードで見ていきます。
思い出の場所や、これから訪れてみたい地域を探しながら、東北のホテル・旅館の変化を私と一緒に探してみませんか?
東北のホテル・旅館を地図で見る
地図上の県を選ぶと、延べ宿泊者数や外国人比率、施設数、客室数、客室稼働率などを確認できます。2019年、2021年、2025年を切り替えると、コロナ禍を挟んだ変化も見比べられます。
都道府県名で検索したり、画面下のボタンからほかの地方へ移動したりすることもできます。
訪れたことのある県や、これから行ってみたい場所から探してみてください。
東北の宿泊者数はどう変化した?
東北6県の延べ宿泊者数は、2019年の4,369万9,740人泊から、2021年には2,901万5,590人泊まで減少しました。その後、2025年には3,837万9,350人泊となっています。
2019年と比べた2025年の回復率は87.8%です。東北全体では宿泊者数が大きく戻ってきましたが、コロナ禍前の水準には届いていません。
外国人延べ宿泊者数は2019年を上回り、延べ宿泊者数に占める外国人の割合も高くなっています。ただし、外国人比率は全国と比べると低い水準です。
ホテル・旅館の施設数と客室数は、東北6県の合計では2019年度より2024年度の方が少なくなっています。
データカードのタブを切り替えると、日本人・外国人の宿泊者数や、施設数と客室数、旅館業全体の許可・廃止件数を確認できます。地図と見比べると、東北全体の数字と県ごとの違いが見えてきます。
地図を作って感じたこと
同じ東北でも、宿泊の戻り方には違いがありました。青森県では宿泊者数と客室稼働率の両方がコロナ禍前を上回り、宮城県では客室稼働率がコロナ禍前を上回っています。一方、岩手県、秋田県、山形県、福島県は、宿泊者数と客室稼働率のどちらも回復の途中にあります。
外国人宿泊者の割合は全体に低く見えます。しかし、外国人延べ宿泊者数は東北6県のすべてでコロナ禍前を上回っています。割合だけを見るのか、宿泊者数を見るのかによっても、見えてくる姿は変わります。
あなたが知っている街や思い出の旅先には、どのような変化が表れているでしょう。
あなたも地図とデータカードを行き来しながら、東北のホテル・旅館の変化を探してみませんか?
出典:厚生労働省「衛生行政報告例」、観光庁「宿泊旅行統計調査」
※宿泊者数は2019年・2021年・2025年の暦年(1月~12月)を集計しています。 ※施設数・客室数・許可件数・廃止件数は2019年度・2021年度・2024年度のデータです。 ※延べ宿泊者数は、宿泊した人数に宿泊日数を掛けて数えます。 ※日本人延べ宿泊者数は、延べ宿泊者数から外国人延べ宿泊者数を差し引いた計算値です。 ※回復率は、2025年の延べ宿泊者数を2019年の延べ宿泊者数で割って算出しています。