北日本・東日本と聞いて、あなたはどんな風景を思い浮かべますか?
北海道の広い大地や雪景色。
東北の山々や田園風景。
多くの人が行き交う関東の街。
甲信越の高原や、遠くに見える大きな山々。
旅行で訪れた場所、進学や仕事で暮らした街、ふるさとへ帰る途中で見た景色など、人によって思い浮かべる場所は違うと思います。
その場所へ向かうとき、あなたはどの空港を利用しましたか?
飛行機の窓から見た景色や、空港に降り立ったときの空気まで、覚えている人もいるかもしれません。
今回は、北海道・東北・関東・甲信越にある空港の乗降客数を地図にしてみました。
地図を触りながら、北日本・東日本の空港を一緒に巡ってみませんか。
北日本・東日本の空港乗降客数マップ(2019年・2021年・2024年)
地図上の空港を選ぶと、国際線・国内線・合計の乗降客数と、2019年に対する2024年の回復率を確認できます。
地域選択ボタンで「北日本・東日本」を選ぶと、この地域にある空港を見渡せます。空港名で検索することもできます。
昔利用した空港や、これから訪れてみたい場所の近くにある空港を探してみてください。
北日本・東日本では年間約1億6,500万人が乗降
2024年の北日本・東日本の空港乗降客数は、1億6,484万1,430人でした。全国の空港乗降客数の半分以上を、この地域が占めています。
これは重複を除いた人数ではなく、一年間の延べ乗降客数です。同じ人が往復した場合や、何度も空港を利用した場合も、その都度数えられています。
地域全体の数字だけでなく、地図を拡大して、それぞれの空港の乗降客数を見比べてみてください。
空港の場所と交通に注目してみる
地図を眺めると、大都市の近くにある空港や、鉄道で市街地と結ばれた空港では、乗降客数が多いように見えます。
一方で、大都市から離れた場所や、鉄道が直接つながっていない場所にも空港があります。
空港までの移動のしやすさは、乗降客数と関係しているのでしょうか。
このデータから、利用目的や空港までの交通手段、便数との関係を判断することはできません。気になる空港を見つけたら、その周辺にどのような街や交通があるのかも探してみてください。
内陸の空港と海に近い空港
空港の場所に注目すると、北日本では内陸部にある空港が目立つ一方、太平洋側の大都市周辺では海に近い空港が多いように見えます。
北海道の広い平野にある空港、山々に囲まれた空港、海の近くに造られた空港。同じ空港でも、地図上の位置や周辺の風景はさまざまです。
飛行機の窓から山や海、街並みを眺めた記憶がある人もいるのではないでしょうか。
なぜその場所に空港が造られたのか。周辺の地形や街との距離も見ながら地図を眺めると、乗降客数とは別の発見があるかもしれません。
空港が見当たらない県もある
地図を見ていくと、群馬県と栃木県には、一般の旅客便が発着する空港が見当たりません。
空港のない県では、ほかの地域にある空港まで、鉄道や道路を使って移動することになります。
空港が近くにあることだけでなく、ほかの地域にある空港へどれくらい移動しやすいかも、その土地の空の玄関口を考えるうえで大切なのかもしれません。
地図を作って感じたこと
今回の地図を作って感じたのは、同じ北日本・東日本でも、空港の規模や立地が大きく異なることでした。
多くの人が行き交う大都市周辺の空港がある一方で、地域の移動を支える小さな空港もあります。
また、空港の周辺を見ると、広い平野、山々、海岸、大都市など、それぞれ異なる風景が広がっています。目的地へ着くまでに飛行機から見た景色も、旅の思い出の一つになっているのかもしれません。
乗降客数だけでなく、空港がある場所や、そこへ向かう交通にも目を向けながら地図を見てみてください。
あなたが利用した空港や、これから訪れてみたい空港は、2019年、2021年、2024年でどのように変わっていたでしょうか。
ぜひ地図を触りながら、北日本・東日本の空港を一緒に探検しましょう。
出典:国土交通省「空港管理状況調書」(令和元年・令和3年・令和6年)
※2019年・2021年・2024年の暦年(1月~12月)を集計しています。
※乗降客数は、乗客数と降客数の合計です。
※自衛隊との共用空港は、民間航空分のみを集計しています。
※回復率は、2024年の乗降客数を2019年の乗降客数で割って算出しています。