あなたの国の港に、どんな思い出がありますか?
家族や友達、恋人と船を待った場所。旅の始まりに胸を躍らせた日。遠くへ向かう人を見送った風景。人によって、心に浮かぶ記憶はきっと違います。
日本にも、北海道から沖縄まで、船で人々が行き交う場所が数多くあります。
今回は、国土交通省の「港湾統計年報」をもとに、全国134港の船舶乗降客数を地図にしました。
あなたの思い出を重ねながら、日本の海辺を一緒に巡ってみませんか?
日本全国の港を地図で探す
地図上の円は、船舶乗降客数を表しています。
年次は2019年・2021年・2024年、航路は合計・内国航路・外国航路に切り替えられます。円を選ぶと、その港の数字を確認できます。
港名で検索することもできます。あなたが知っている場所や、訪れてみたい地域から探してみてください。
地図を見るときの補足
内国航路と外国航路
内国航路は、日本国内の港を結ぶ航路です。外国航路は、日本と海外を結ぶ航路です。
航路を切り替えると、同じ港でも円の大きさが変わります。国内の島や地域を結ぶ船が中心の場所もあれば、海外との行き来が多い場所もあります。
「0人」と「元データに掲載なし」の違い
「0人」は、その年の元データに港が掲載されており、選択した航路の乗降客数が0人だったものです。
「元データに掲載なし」は、その年の船舶乗降人員表に港の行がなかったものです。0人だったとは断定できないため、分けて表示しています。
乗降客数は延べ人数
乗降客数は、船に乗った人と降りた人を合わせた延べ人数です。同じ人が複数回利用した場合も、それぞれ数えられます。
この地図は、貨物量や港全体の規模を示すものではありません。
日本全国の船舶乗降客数
データカードを見ると、全国の船舶乗降客数は2021年に大きく減少したあと、2024年にはコロナ前の水準へ近づいていることが分かります。
特に目を引くのが、外国航路の戻り方です。海外との船の行き来が、再び広がってきた様子が数字に表れています。
地域によって異なる円の分布
全国地図を眺めると、九州・沖縄に大きな円が数多く集まっています。
一方で、同じ地域にある港でも、円の大きさや内国航路・外国航路の割合はさまざまです。
島々を結ぶ場所、大都市の海の玄関口、外国から船が到着する場所。それぞれ、どのような役割を担っているのでしょうね。
年や航路を切り替えると、最初に地図を開いたときとは違う景色が見えてくるかもしれません。
あなたの国の港との違いを想像しながら、日本の港で新しい発見をしてみませんか?
出典
- 国土交通省「港湾統計年報」2019年(令和元年)甲種港湾 第2表 船舶乗降人員表
- 国土交通省「港湾統計年報」2021年(令和3年)甲種港湾 第2表 船舶乗降人員表
- 国土交通省「港湾統計年報」2024年(令和6年)甲種港湾 第2表 船舶乗降人員表
※収録港数は、今回使用した3年分のデータに掲載された港の集合です。日本に存在する港の総数ではありません。
※地図上の港の位置は代表地点です。