1位と上位3駅
甲信越地方で乗降客数が最も多い駅は、4年とも新潟(東日本旅客鉄道・信越線)です。人数は2019年74,944人、2021年52,554人、2023年59,538人、2024年70,902人でした。上位3駅の顔ぶれと順番は4年とも同じで、新潟(東日本旅客鉄道・信越線)・長野(東日本旅客鉄道・信越線)・松本(東日本旅客鉄道・篠ノ井線)です。
Visible World by Data / 試作
甲信越地方は、新潟県・山梨県・長野県の3県からなる地域です。地域の分け方にはいくつかありますが、この記事では、この3県を甲信越地方として集計しました。新潟・山梨・長野の3県を甲信越として集計し、富山・石川・福井は「中部・北陸」に含めています。
新潟の日本海側の都市から、長野や松本などの山あいの町、山梨の甲府周辺まで、山と川に沿って路線が延びる地域です。
元データには、甲信越地方の377行(駅・事業者・路線の組み合わせ)が収録されています。2024年に乗降客数の数値がある行は275行です。収録されている鉄道事業者は10社で、行数が最も多いのは東日本旅客鉄道(145行)です。
駅別乗降客数は、ある駅を1日に何人が乗り降りしたかを表す数字で、駅の利用の規模を比べる手がかりになります。甲信越地方では、両方の年に数値がある駅の中央値で見ると、2021年は2019年の78%、2024年は2019年の90%でした。2019年はコロナ禍の前、2021年は外出や移動の自粛が続いた時期、2023年と2024年は利用が戻りつつある時期のデータです。
甲信越地方の駅は、この4年でどのように変わったのでしょうか。甲信越地方全体と3県それぞれのTOP50を、年を切り替えながら、あなたも一緒に調べてみませんか?
年を切り替えながら、甲信越地方全体と3県(新潟県・山梨県・長野県)のTOP50を確認できます。地図かボタンで地域を選ぶと、選んだ区分の上位50駅に切り替わります。年を変えても地域は保たれ、地域を変えても年は保たれます。
| 順位 | 駅名 | 事業者 | 路線 | 都道府県 | 乗降客数(人/日) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 新潟 | 東日本旅客鉄道 | 信越線 | 新潟 | 70,902 |
| 2 | 長野 | 東日本旅客鉄道 | 信越線 | 長野 | 41,524 |
| 3 | 松本 | 東日本旅客鉄道 | 篠ノ井線 | 長野 | 35,942 |
| 4 | 甲府 | 東日本旅客鉄道 | 中央線 | 山梨 | 27,926 |
| 5 | 長岡 | 東日本旅客鉄道 | 信越線 | 新潟 | 22,298 |
| 6 | 篠ノ井 | 東日本旅客鉄道 | 信越線 | 長野 | 16,390 |
| 7 | 大月 | 東日本旅客鉄道 | 中央線 | 山梨 | 11,288 |
| 8 | 亀田 | 東日本旅客鉄道 | 信越線 | 新潟 | 10,252 |
| 9 | 白山 | 東日本旅客鉄道 | 越後線 | 新潟 | 9,968 |
| 10 | 長野 | 長野電鉄 | 長野線 | 長野 | 9,875 |
| 11 | 軽井沢 | 東日本旅客鉄道 | 北陸新幹線 | 長野 | 9,382 |
| 12 | 上田 | しなの鉄道 | しなの鉄道線 | 長野 | 9,359 |
| 13 | 上野原 | 東日本旅客鉄道 | 中央線 | 山梨 | 8,240 |
| 14 | 塩尻 | 東日本旅客鉄道 | 中央線 | 長野 | 8,132 |
| 15 | 上諏訪 | 東日本旅客鉄道 | 中央線 | 長野 | 7,902 |
| 16 | 新津 | 東日本旅客鉄道 | 信越線 | 新潟 | 7,836 |
| 17 | 越後湯沢 | 東日本旅客鉄道 | 上越線 | 新潟 | 7,288 |
| 18 | 茅野 | 東日本旅客鉄道 | 中央線 | 長野 | 6,948 |
| 19 | 佐久平 | 東日本旅客鉄道 | 小海線 | 長野 | 6,818 |
| 20 | 豊栄 | 東日本旅客鉄道 | 白新線 | 新潟 | 6,732 |
| 21 | 新発田 | 東日本旅客鉄道 | 羽越線 | 新潟 | 6,588 |
| 22 | 石和温泉 | 東日本旅客鉄道 | 中央線 | 山梨 | 5,650 |
| 23 | 小諸 | しなの鉄道 | しなの鉄道線 | 長野 | 5,647 |
| 24 | 岡谷 | 東日本旅客鉄道 | 中央線 | 長野 | 5,630 |
| 25 | 上田 | 東日本旅客鉄道 | 北陸新幹線 | 長野 | 5,600 |
| 26 | 河口湖 | 富士山麓電気鉄道 | 河口湖線 | 山梨 | 5,148 |
| 27 | 韮崎 | 東日本旅客鉄道 | 中央線 | 山梨 | 4,986 |
| 28 | 竜王 | 東日本旅客鉄道 | 中央線 | 山梨 | 4,916 |
| 29 | 内野 | 東日本旅客鉄道 | 越後線 | 新潟 | 4,882 |
| 29 | 須坂 | 長野電鉄 | 長野線 | 長野 | 4,882 |
| 31 | 燕三条 | 東日本旅客鉄道 | 弥彦線 | 新潟 | 4,704 |
| 32 | 東三条 | 東日本旅客鉄道 | 信越線 | 新潟 | 4,582 |
| 33 | 直江津 | えちごトキめき鉄道 | 妙高はねうまライン | 新潟 | 4,486 |
| 34 | 大月 | 富士山麓電気鉄道 | 大月線 | 山梨 | 4,462 |
| 35 | 上越妙高 | 東日本旅客鉄道 | 北陸新幹線 | 新潟 | 4,136 |
| 36 | 豊野 | しなの鉄道 | 北しなの線 | 長野 | 3,662 |
| 37 | 北長野 | しなの鉄道 | 北しなの線 | 長野 | 3,364 |
| 38 | 山梨市 | 東日本旅客鉄道 | 中央線 | 山梨 | 3,278 |
| 39 | 屋代 | しなの鉄道 | しなの鉄道線 | 長野 | 3,264 |
| 40 | 塩山 | 東日本旅客鉄道 | 中央線 | 山梨 | 3,196 |
| 41 | 軽井沢 | しなの鉄道 | しなの鉄道線 | 長野 | 3,026 |
| 42 | 柏崎 | 東日本旅客鉄道 | 信越線 | 新潟 | 2,824 |
| 43 | 小淵沢 | 東日本旅客鉄道 | 中央線 | 山梨 | 2,802 |
| 44 | 浦佐 | 東日本旅客鉄道 | 上越線 | 新潟 | 2,648 |
| 45 | 上田 | 上田電鉄 | 別所線 | 長野 | 2,555 |
| 46 | 三才 | しなの鉄道 | 北しなの線 | 長野 | 2,542 |
| 47 | 四方津 | 東日本旅客鉄道 | 中央線 | 山梨 | 2,514 |
| 48 | 信濃吉田 | 長野電鉄 | 長野線 | 長野 | 2,432 |
| 49 | 吉田 | 東日本旅客鉄道 | 弥彦線 | 新潟 | 2,420 |
| 50 | 信州中野 | 長野電鉄 | 長野線 | 長野 | 2,388 |
駅名のリンクは全国の駅地図への仮リンクです。駅を選択した状態で開くパラメータの仕様は確認できていないため、現在は全国の駅地図がそのまま開きます。
甲信越地方の実データを集計して、気づいた点をまとめました。ここに書いているのは、データに表れた変化(何位から何位へ、何人から何人へ)です。理由や背景までは、このデータだけでは分かりません。
甲信越地方で乗降客数が最も多い駅は、4年とも新潟(東日本旅客鉄道・信越線)です。人数は2019年74,944人、2021年52,554人、2023年59,538人、2024年70,902人でした。上位3駅の顔ぶれと順番は4年とも同じで、新潟(東日本旅客鉄道・信越線)・長野(東日本旅客鉄道・信越線)・松本(東日本旅客鉄道・篠ノ井線)です。
両方の年に数値がある駅どうしで比べると、2019年→2021年は264駅のうち236駅で減り、19駅で増えました(中央値は2019年の78%)。2021年→2023年は268駅のうち59駅で減り、200駅で増えました(中央値は2021年の105%)。2023年→2024年は275駅のうち78駅で減り、188駅で増えました(中央値は2023年の106%)。2019年から2024年まででは271駅のうち208駅が減り、61駅が増えています(中央値は2019年の90%)。
TOP50に新しく入った駅の数は、2019年→2021年は16駅、2021年→2023年は4駅、2023年→2024年は1駅です。入れ替わりが最も多かった2019年→2021年では、16駅が新たにTOP50に入り、16駅が外れました。新たに入った駅には、小諸(しなの鉄道・しなの鉄道線)(2019年は数値未収録→2021年は19位)、大月(富士山麓電気鉄道・大月線)(2019年は63位→2021年は32位)、山梨市(東日本旅客鉄道・中央線)(2019年は56位→2021年は36位)などがあります。外れた駅には、直江津(東日本旅客鉄道・信越線)(2019年は19位→2021年は数値未収録)、小諸(東日本旅客鉄道・小海線)(2019年は21位→2021年は数値未収録)、新潟大学前(東日本旅客鉄道・越後線)(2019年は25位→2021年は数値未収録)などがあります。なお、3回の入れ替わりを合わせると、新しく入った駅のうち1駅は前の年が数値未収録か0人表記、外れた駅のうち15駅は次の年が数値未収録か0人表記でした。
2019年または2024年にTOP50に入り、両年とも数値がある48駅で順位を比べると、順位の上昇が最も大きいのは河口湖(富士山麓電気鉄道・河口湖線)で、62位から26位へ36位上がりました。下降が最も大きいのは高田(えちごトキめき鉄道・妙高はねうまライン)で、39位から57位へ18位下がりました。
2024年のTOP50(50駅)を都道府県別に数えると、長野県22駅、新潟県16駅、山梨県12駅です。最も多い長野県が50駅中22駅(44%)を占めています。2019年は新潟県22駅、長野県20駅、山梨県8駅でした。
比べるときの注意点もあります。この地方で順位の対象になる(正の数値がある)駅は、2019年373駅、2021年268駅、2023年279駅、2024年275駅と、年によって異なります。2023年には0人表記の駅が98件あり、順位の対象から外しています。TOP50の入れ替わりのうち、比較する年の数値が未収録または0人表記だった駅が関わるものが16件あり、順位の変化だけでは実際の利用の増減とは言えません。
全国版では、駅名や順位から駅を探したり、全国と9つの地方のTOP25を比べたりできます。ほかの地方の記事と見比べると、地方による違いも探せます。