1位と上位3駅
東北地方で乗降客数が最も多い駅は、4年とも仙台(東日本旅客鉄道・東北線)です。人数は2019年182,556人、2021年135,252人、2023年158,150人、2024年185,838人でした。上位3駅は、2019年が仙台(東日本旅客鉄道・東北線)・仙台(仙台市・南北線)・泉中央(仙台市・南北線)、2024年が仙台(東日本旅客鉄道・東北線)・仙台(仙台市・南北線)・あおば通(東日本旅客鉄道・仙石線)です。
Visible World by Data / 試作
東北地方は、青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県の6県からなる地域です。地域の分け方にはいくつかありますが、この記事では、この6県を東北地方として集計しました。
仙台などの大きな都市から、青森・秋田・山形・岩手・福島の町まで、山や海沿いを走る路線も含めて、さまざまな駅があります。
元データには、東北地方の536行(駅・事業者・路線の組み合わせ)が収録されています。2024年に乗降客数の数値がある行は359行です。収録されている鉄道事業者は17社で、行数が最も多いのは東日本旅客鉄道(265行)です。
駅別乗降客数は、ある駅を1日に何人が乗り降りしたかを表す数字で、駅の利用の規模を比べる手がかりになります。東北地方では、両方の年に数値がある駅の中央値で見ると、2021年は2019年の80%、2024年は2019年の86%でした。2019年はコロナ禍の前、2021年は外出や移動の自粛が続いた時期、2023年と2024年は利用が戻りつつある時期のデータです。
東北地方の駅は、この4年でどのように変わったのでしょうか。東北地方全体と6県それぞれのTOP50を、年を切り替えながら、あなたも一緒に調べてみませんか?
年を切り替えながら、東北地方全体と6県(青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県)のTOP50を確認できます。地図かボタンで地域を選ぶと、選んだ区分の上位50駅に切り替わります。年を変えても地域は保たれ、地域を変えても年は保たれます。
| 順位 | 駅名 | 事業者 | 路線 | 都道府県 | 乗降客数(人/日) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 仙台 | 東日本旅客鉄道 | 東北線 | 宮城 | 185,838 |
| 2 | 仙台 | 仙台市 | 南北線 | 宮城 | 82,105 |
| 3 | あおば通 | 東日本旅客鉄道 | 仙石線 | 宮城 | 40,968 |
| 4 | 郡山 | 東日本旅客鉄道 | 東北線 | 福島 | 33,752 |
| 5 | 盛岡 | 東日本旅客鉄道 | 東北線 | 岩手 | 32,900 |
| 6 | 福島 | 東日本旅客鉄道 | 東北線 | 福島 | 29,308 |
| 7 | 名取 | 東日本旅客鉄道 | 東北線 | 宮城 | 27,926 |
| 8 | 泉中央 | 仙台市 | 南北線 | 宮城 | 23,970 |
| 9 | 秋田 | 東日本旅客鉄道 | 奥羽線 | 秋田 | 20,098 |
| 10 | 山形 | 東日本旅客鉄道 | 奥羽線 | 山形 | 19,802 |
| 11 | 南仙台 | 東日本旅客鉄道 | 東北線 | 宮城 | 19,356 |
| 12 | 長町 | 東日本旅客鉄道 | 東北線 | 宮城 | 19,140 |
| 13 | 勾当台公園 | 仙台市 | 南北線 | 宮城 | 16,938 |
| 14 | 青森 | 東日本旅客鉄道 | 津軽線 | 青森 | 15,902 |
| 15 | 岩沼 | 東日本旅客鉄道 | 東北線 | 宮城 | 13,398 |
| 16 | 小鶴新田 | 東日本旅客鉄道 | 仙石線 | 宮城 | 13,280 |
| 17 | 宮城野原 | 東日本旅客鉄道 | 仙石線 | 宮城 | 11,340 |
| 18 | 多賀城 | 東日本旅客鉄道 | 仙石線 | 宮城 | 11,302 |
| 19 | 長町南 | 仙台市 | 南北線 | 宮城 | 11,226 |
| 20 | いわき | 東日本旅客鉄道 | 常磐線 | 福島 | 10,234 |
| 21 | 広瀬通 | 仙台市 | 南北線 | 宮城 | 9,828 |
| 22 | 新青森 | 東日本旅客鉄道 | 奥羽線 | 青森 | 9,564 |
| 23 | 北四番丁 | 仙台市 | 南北線 | 宮城 | 9,199 |
| 24 | 長町 | 仙台市 | 南北線 | 宮城 | 9,107 |
| 25 | 古川 | 東日本旅客鉄道 | 陸羽東線 | 宮城 | 8,944 |
| 26 | 岩切 | 東日本旅客鉄道 | 東北線 | 宮城 | 8,924 |
| 27 | 太子堂 | 東日本旅客鉄道 | 東北線 | 宮城 | 8,696 |
| 28 | 愛子 | 東日本旅客鉄道 | 仙山線 | 宮城 | 8,580 |
| 29 | 富沢 | 仙台市 | 南北線 | 宮城 | 8,577 |
| 30 | 北仙台 | 東日本旅客鉄道 | 仙山線 | 宮城 | 8,564 |
| 31 | 北仙台 | 仙台市 | 南北線 | 宮城 | 8,424 |
| 32 | 陸前原ノ町 | 東日本旅客鉄道 | 仙石線 | 宮城 | 8,172 |
| 33 | 一ノ関 | 東日本旅客鉄道 | 東北線 | 岩手 | 7,932 |
| 34 | 弘前 | 東日本旅客鉄道 | 奥羽線 | 青森 | 7,764 |
| 35 | 青葉通一番町 | 仙台市 | 東西線 | 宮城 | 7,634 |
| 36 | 八乙女 | 仙台市 | 南北線 | 宮城 | 7,608 |
| 37 | 北上 | 東日本旅客鉄道 | 東北線 | 岩手 | 7,538 |
| 38 | 五橋 | 仙台市 | 南北線 | 宮城 | 7,197 |
| 39 | 東仙台 | 東日本旅客鉄道 | 東北線 | 宮城 | 7,004 |
| 40 | 旭ヶ丘 | 仙台市 | 南北線 | 宮城 | 6,828 |
| 41 | 榴ヶ岡 | 東日本旅客鉄道 | 仙石線 | 宮城 | 6,724 |
| 42 | 八戸 | 東日本旅客鉄道 | 東北新幹線 | 青森 | 6,696 |
| 43 | 陸前落合 | 東日本旅客鉄道 | 仙山線 | 宮城 | 6,570 |
| 44 | 東北福祉大前 | 東日本旅客鉄道 | 仙山線 | 宮城 | 6,360 |
| 45 | 槻木 | 東日本旅客鉄道 | 東北線 | 宮城 | 6,200 |
| 46 | 大河原 | 東日本旅客鉄道 | 東北線 | 宮城 | 6,196 |
| 47 | 花巻 | 東日本旅客鉄道 | 東北線 | 岩手 | 6,064 |
| 48 | 船岡 | 東日本旅客鉄道 | 東北線 | 宮城 | 6,046 |
| 49 | 台原 | 仙台市 | 南北線 | 宮城 | 6,000 |
| 50 | 苦竹 | 東日本旅客鉄道 | 仙石線 | 宮城 | 5,992 |
駅名のリンクは全国の駅地図への仮リンクです。駅を選択した状態で開くパラメータの仕様は確認できていないため、現在は全国の駅地図がそのまま開きます。
東北地方の実データを集計して、気づいた点をまとめました。ここに書いているのは、データに表れた変化(何位から何位へ、何人から何人へ)です。理由や背景までは、このデータだけでは分かりません。
東北地方で乗降客数が最も多い駅は、4年とも仙台(東日本旅客鉄道・東北線)です。人数は2019年182,556人、2021年135,252人、2023年158,150人、2024年185,838人でした。上位3駅は、2019年が仙台(東日本旅客鉄道・東北線)・仙台(仙台市・南北線)・泉中央(仙台市・南北線)、2024年が仙台(東日本旅客鉄道・東北線)・仙台(仙台市・南北線)・あおば通(東日本旅客鉄道・仙石線)です。
両方の年に数値がある駅どうしで比べると、2019年→2021年は368駅のうち298駅で減り、57駅で増えました(中央値は2019年の80%)。2021年→2023年は367駅のうち121駅で減り、221駅で増えました(中央値は2021年の104%)。2023年→2024年は359駅のうち121駅で減り、216駅で増えました(中央値は2023年の105%)。2019年から2024年まででは352駅のうち249駅が減り、96駅が増えています(中央値は2019年の86%)。
TOP50に新しく入った駅の数は、2019年→2021年は2駅、2021年→2023年は3駅、2023年→2024年は12駅です。入れ替わりが最も多かった2023年→2024年では、12駅が新たにTOP50に入り、12駅が外れました。新たに入った駅には、新青森(東日本旅客鉄道・奥羽線)(2023年は51位→2024年は22位)、北上(東日本旅客鉄道・東北線)(2023年は53位→2024年は37位)、東仙台(東日本旅客鉄道・東北線)(2023年は54位→2024年は39位)などがあります。外れた駅には、宮古(東日本旅客鉄道・山田線)(2023年は3位→2024年は数値未収録)、薬師堂(仙台市・東西線)(2023年は30位→2024年は52位)、八木山動物公園(仙台市・東西線)(2023年は32位→2024年は54位)などがあります。八戸(東日本旅客鉄道)は、2023年は八戸線の行(34位)、2024年は東北新幹線の行(42位)に数値があり、路線の違う行どうしの入れ替わりです。なお、3回の入れ替わりを合わせると、新しく入った駅のうち1駅は前の年が数値未収録か0人表記、外れた駅のうち6駅は次の年が数値未収録か0人表記でした。
2019年または2024年にTOP50に入り、両年とも数値がある56駅で順位を比べると、順位の上昇が最も大きいのは槻木(東日本旅客鉄道・東北線)で、76位から45位へ31位上がりました。下降が最も大きいのは八木山動物公園(仙台市・東西線)で、31位から54位へ23位下がりました。
2024年のTOP50(50駅)を都道府県別に数えると、宮城県37駅、青森県4駅、岩手県4駅、福島県3駅、秋田県1駅、山形県1駅です。最も多い宮城県が50駅中37駅(74%)を占めています。2019年は宮城県39駅、青森県3駅、岩手県3駅、福島県3駅、秋田県1駅、山形県1駅でした。
比べるときの注意点もあります。この地方で順位の対象になる(正の数値がある)駅は、2019年529駅、2021年372駅、2023年373駅、2024年359駅と、年によって異なります。2023年には0人表記の駅が163件あり、順位の対象から外しています。TOP50の入れ替わりのうち、比較する年の数値が未収録または0人表記だった駅が関わるものが7件あり、順位の変化だけでは実際の利用の増減とは言えません。
全国版では、駅名や順位から駅を探したり、全国と9つの地方のTOP25を比べたりできます。ほかの地方の記事と見比べると、地方による違いも探せます。